こんにちは、Deruka(@tabini_deruka)です。
世界中をリュックひとつで一人旅しています。
いろいろな国で一人旅を続けていくうちに、これはもっと多くの人がするべき体験だなと感じました。
今回はその理由を語っていきます。
日本ではなく、海外へ
まず最初に、この記事で主張したいのは、日本国内ではなく海外へ一人旅しに行くべき、ということです。
なぜかというと、
「異なる文化圏に入ること」の、体験価値が高いためです。
詳しくは後述していきますが、
私が重視する理由の両輪は
- 一人で行くこと
- 国外へ行くこと
です。
国内旅行も充実していますが、今回の主旨とはまた別です。
前置きが長くなりましたが、それではどうぞ。
海外一人旅をするべき7つの理由
理由は以下の7つです。
- 自分で考え、対処する経験をする
- 異文化に触れる
- 異なる価値観で、内面を磨く
- 差別化された人間になる
- 外から見た日本を知る
- 選択肢が外にもあることを知る
- 将来の選択肢を探る
という感じ。
では一つずつ解説していきます。
自分で考え、対処する経験をする
一人旅では、なにもかもが自由。
その代償として、自己責任があります。
学校や会社など、集団の中では誰かがやってくれることも、一人旅ではそうはいきません。
私は、旅先でバスを逃すことがよくあります。その失敗は、即座に自分に返ってくる。自分のミスで、苦しむのは自分です。
そして、取り戻すのも自分です。
最初は慌てても、そのうち対処できるようになってくる。
他に頼る人がいないからこそ、自分が強くなっていきます。さらに、勝手がわからない海外だから、成長の幅も大きくなる。
異文化に触れる
世界には実にいろんな人や文化があります。
自分で訪れ、見聞し、体験する。
日本は年々、海外からの移民が増えています。
グローバル化、そして超高齢化社会の流れとして、今後もこれは続くはず。
人とともに、入ってくるのは「文化」です。必要なのは、違いを認めて共存していく姿勢。
そもそも、異国では自分こそが「異文化」です。相手を認め、自分も認められる。
海外一人旅で得る経験は、その基礎になるはずです。
異なる価値観で、内面を磨く
国内では出会えない価値観に出会う。
それをもって、自分の内面を磨いていく。
国内でもいろんな考えの人がいるのに、海外だと触れたことのない価値観に出会うこともあります。
たとえば宗教の奥深さ。
無宗派が多い日本人だからこそ、敬虔な信者の価値観には驚かされます。
凡庸な言葉ですが、世界は広いです。
差別化された体験を持つ
海外一人旅ができる人って、実はすごく少ないです。その経験は、確実に他の人との差別化の一つになります。
以下の図は、JTB総合研究所による2019年の調査結果です。
(出典:JTB総合研究所)
ようするに、一人旅をする人がいかに少ないか、というのがわかります。
日本人のパスポート所持率は、ざっくり「四人に一人」という外務省の統計があります。
その時点で人口の25%以下です。
さらに、実際に旅行に行く人の中で、一人旅をする人はもっと限られます。上の図で、10代~30代の男性の場合、15%ほどしかいません。
つまり海外一人旅をする人は、それだけで数%以下の超レアな人間です。
もちろん、行っただけで貴重な人材に!…とか、そういう話ではありません。
でも、人と違う希少な体験をすることは、長期的に人生を変えていく可能性があります。
私は実際、変わっています。
外から見た日本を知る
「日本スゲー番組」だけではわからない。
外から見た日本を知る大切さ。
国内にいると、「日本って先進国だし、世界中から尊敬されているクールジャパンだ!」と、報じるメディアは多いです。
でも、それは日本の数ある側面のひとつにすぎません。
実際に海外に行って、日本人だと名乗ることで初めてわかる反応ってあります。それを肌で感じることは重要です。
島の内側にいるだけでは、多層的な見方をするにも限界があります。
選択肢が外にもあることを知る
突然ですが、私は冬が苦手です。
寒くて、乾燥していて、毎年冬がくるたびに憂鬱になります。
なので、最近は冬の間だけ、タイに短期滞在しています。東南アジアにある、一年中暖かい南国です。
結果、人生の満足度があがりました。
(寒くないって本当に良い)
タイは物価も低いので、滞在中は生活コストも下がります。中心部は日本並みに発展しており、欲しいものも大体手に入ります。食事も口に合うし、不自由や我慢がありません。
旅をするまで、こんな選択肢があること自体、知らなかった。
日本の外にも、実は選択肢って存在しています。国外に出ないと、こういうのに気づけない。
将来の選択肢を探る
前項の内容は、仕事やライフスタイルの話にも通じます。
いろいろな国を訪れてみるとことで、自分の中の選択肢が広がります。
選択肢というのは、人生に対する大きなリスクヘッジになります。
たとえば「日本が息苦しくてつらい」という人。
日本しか知らなければ、我慢して今後も生きていく必要がありますが、外国という選択肢があると、変わるかも。
日本の働き方、欧米の働き方。
全然ちがいます。
海外を周っていると、こんなことも考えるようになる。その思考の端が、将来の選択肢に繋がるかもしれません。
勇気がなくても海外一人旅をする方法
いまいち、一歩を踏み出せないという人へ。簡単な方法があります。
チケットを買ってしまうことです。
思いついたら、すぐに予約サイトで一人分を購入してしまう。買ってしまえばその日に向けて、逆算で体と心が動いていきます。
お金を先払いして、推進力に変えるわけです。
以下の記事で、もっと詳しく書いています。ご参考に。
まとめ
長くなったので、最後にまとめです。
海外一人旅をするべき理由は、以下の7つ。
- 自分で考え、対処する経験をする
- 異文化に触れる
- 異なる価値観で、内面を磨く
- 差別化された人間になる
- 外から見た日本を知る
- 選択肢が外にもあることを知る
- 将来の選択肢を探る
コアは「一人で行くこと」と「国外に行く」ことです。
いろいろ述べてきましたが、
小難しいこと抜きにして、海外一人旅は楽しいです。
もっと多くの日本人が、その魅力に気づいてくれるといいなと思います。
今回は以上です。