当サイトは、記事内に広告を含みます

travel

【解決】海外でATMにカードが飲み込まれたけど無事返ってきました

海外旅行で入国後、空港のATMで海外キャッシングを行おうとしたところ、カードが飲み込まれるトラブルが発生。

直後はかなりパニックになりましたが、いろいろやってなんとか解決。カードも無事帰ってきました。

検索すると同じようなトラブルが多数でますが、ほとんどの方は諦めてすぐカードを停止させています。

そんな中、今回は取り戻せたパターンです。珍しいと思うので共有します。

結論から言うと、
ATMの担当スタッフに話して、機械を開けてもらいました。

入国直後の海外キャッシングでATMがカードを食べた

それはインドネシア入国直後のことでした。

空港内のATMコーナーで、海外キャッシングをして現地通貨を引き出そうとしたところ、認証失敗の表示。

仕切り直そうとしたところ、いつまでたってもカードがでてこない。そしてトップ画面に戻るスクリーン。

カードが食われました。
事案発生です。

一文無しでパニックに

これまでも海外キャッシングでATMは利用してきましたが、今回のトラブルは初めてで軽くパニックになりました。なにせ入国したてで一文無しです。

ATMを操作しても、うんともすんともいいません。

連絡用の受話器とかもついてないし、後ろには他の客もならんでいる。仕方なくATMを譲りますが、カードが間違って吐き出されて持っていかれてしまうのでは…などなど気が気でない。

前夜は空港トランジットで寝不足だし、腹も減った。コンディションも最悪です。

カードを飲み込まれただけでなく、お金もないので何も買えない。

警備員や両替スタッフはほぼ助けにならない

海外で困ったら、とりあえず近くの人に話しかけます。

"My card was swallowed by that ATM!!"

「カードが飲み込まれた」はswallowとかeatとかで通じます。

近くにいた警備員や両替所スタッフに助けを求めましたが、よくわからんとたらい回し状態。

ネットの体験談を読むと、よくあることらしい

次にスマホを取り出しネット検索。
幸いなことに、日本から入れたままのSIMがそのまま使えるし、空港の無料WIFIもある。

ウェブでは同じ体験をした日本人のブログ記事が大量にヒットしました。どうやら海外ATMは日本人のカードが好物らしい。

対処法を見ると、ほとんどの人が「諦めてカードを停止した」とあります。うーん、判断が早くて素晴らしい。けど、これからの1か月の滞在を考えると、海外キャッシングは諦めがたい。

カード会社から不正利用疑いの連絡がきた

この間、日本のカード会社から着信がありました。

「先ほどのATM利用が不正利用じゃないかと思ったので、一時的に停止しといたよ」とのこと。

実際は不正利用ではないのですが、カードが飲み込まれている現在、停止されているのは都合がいいです。ひとまず不正利用される心配はありません。

カード会社に事情を話し、もしカードを取り戻せたら再連絡して停止解除してもらうことにしました。取り戻せなかった場合は、そのまま完全停止にすればいい。

とりあえずカードが手元にない間に不正利用されるリスクはこれでほぼなくなりました。

ATMからカードを取り戻した方法

担当者に機械を開けてもらった

空港内に同ATM銀行の有人窓口があり、スタッフに事情を話すと担当技術者を派遣してくれました。そしてATMを開けてくれ、無事カードを取り戻すことができました。

その間、不正利用も特になく、これといった被害もなく取り戻すことができました。

ここからは、取り戻すまでにやってよかったことを紹介します。

飲み込んだATMを撮影しておこう

その場から動く前に、該当ATMの写真を撮っておきましょう。

空港内にはきっと他にも多くのATMコーナーがあります。

後述の担当者に正確な情報を伝える際、画像を添えるとスムーズでした。

ATMの銀行の有人窓口を探そう

ATMはどこの銀行のものですか?
空港内にその銀行の有人窓口がないか探してみてください。

私の場合は結構離れた別のターミナルにありました。案内係などに聞いてみるとよいと思います。

連絡用のメッセージアプリを用意しよう

有人窓口でスタッフに事情を話した後は、メッセージアプリのIDを交換してやりとりしました。

ターミナル間が広かったので、離れていても連絡できる手段として、これはとても役に立ちました。先述のATM写真もここで共有。

メッセージアプリは事前インストール推奨。国によって主流アプリは違うので、いろいろ取り揃えておくと便利です。今回はWhatsappでした。

この後、実際にATMを開けてくれた技術者ともアプリ経由で連絡。

「今ランチだから待って!」と昼めしの画像を送ってきたのは面白かったですね。まあ空腹なので謎にダメージを受けましたが。

突然めしテロ被害を受ける図

そんなこんなで、無事ATMを開けてくれ、カードを取り戻すことができました。

カード会社にもその旨を伝え、一時停止を解除。今度こそやっとお金を引き出せました。

ATM利用中はまた飲まれるかもと思い、技術者にその場で見守ってもらいました。一度飲まれるとほんとトラウマになります…。

カードをすぐに諦める(廃止する)必要はあるのか

ここからは余談です。

前述したように、ネットで同じような体験談を読むと、大体の人はすぐにカード会社に連絡してカードを永久停止し諦めています。

もちろん間違いない方法だとは思うのですが、そこから作り直して届くのも時間がかかるし、受け取れるのは日本に戻ってからだしで、長い道のりになります。

できればその場でカードを取り戻したいのが人情というもの。

そもそも知らないうちに誰かに盗まれたのならまだしも、ATMで飲み込まれたカードはある意味で金庫に入っているようなものです。なくなったタイミングも場所もわかる状態。まだ取り戻せる可能性があるのに、そんなに急いで永久停止をする必要があるのでしょうか?

気になったので、カード会社のカスタマーセンターに聞いてみました。

Q.カードが飲まれた場合、すぐにカードを永久停止した方がよいですか?この状態でも不正利用される可能性はありますか?

で、回答を要約は以下

カードがATMに飲み込まれている状態で不正利用されることは通常考えられない。

が、万が一を考えて停止しとけばより安全ではある。

ということでした。

多くのカードは、カード会社に連絡をすることで、一時的に利用停止することができるはずです。

まだ戻ってくる可能性があるのであれば、すぐに永久停止とかではなく、とりあえず一時停止して粘ってみてもいいかもしれません。

-travel
-, ,

    ©2020 Deruka.com