こんにちは、Deruka(@tabini_deruka)です。
世界中をバックパッカーとして一人旅しています。
今回はリュックについて語っていきます。
私が考える最適なリュックのサイズ、必要な機能性など。
初心者の方から、新しい物に買い替えたいという方までご参考に。
バックパッカーのリュックの選び方
リュックは、旅の中でいろいろな役割を持ちます。荷物を運ぶ入れ物であり、洋服ダンスであり、簡易な金庫であり、あるいは枕でもあります。
そんな重要なリュックをどうやって選べばいいのか。
結論は、以下の4点を上から優先度高めで選べばOKです。
- サイズ
- 機能性
- デザイン
順番は重要です。
まずサイズを確定し、必要な機能を絞り込んだ上で、最後にデザインで決める。
最初からデザイン重視だと、必要なサイズを満たせなかったり、機能が劣っていたりするおそれもあります。
というわけで、一つずつ解説していきます。
リュックのサイズを考える
リュックを選ぶ上で、まずなによりも重要なのがサイズです。
物を過不足なく持ち運ぶことが、リュックの使命。大きすぎても、小さすぎても良くないです。
最適なおすすめサイズは40L
結論。
リュックは40Lサイズがおすすめです。
理由は、あらゆる旅スタイル・旅行期間にちょうど良いためです。二泊三日の週末旅行から、数か月単位の世界一周まで、このサイズがちょうどいい。
40Lサイズのリュックは、これくらいです。
このリュックで実際に、暑い国から寒い国まで、数か月以上の旅をしています。
上記の荷物を全部詰め込んでも、まだモヤシ5袋分くらいの余裕があります。
40Lで足りるか不安という方もいると思いますが、むしろ「荷物は40Lに収まるよう絞るべき」と私は考えます。重くても50Lくらい。
荷物の量は、旅の自由度に直結します。
荷物が重いと、心も体も重くなります。
下記記事も参考にどうぞ。
リュック選びで必要な機能性について
リュックのサイズを決定したら、いよいよ性能で絞り込んでいきます。
見るべきところは以下のポイント。
- 収納の使い心地
- 背負い心地
- 耐久性
- 防犯性
上から優先度順です。
一つずつ解説します。
収納の使い心地
見るべきなのは、リュック内の荷室構成と、外部ポケットの配置。
私のおすすめはこんな構成。
- メイン荷室にPC用のクッション付きポケット
- 小物ポケットも便利
- 両脇にメッシュのドリンクホルダー
- 腰ベルトのポケット
クッション付きのケースがないと、PCを運ぶ際に別途保護ケースが必要になります。
背負った状態でアクセスできるポケットがあると便利です。
サイドポケットや、腰ベルトにポケットがついてるやつ。
リュックを下ろさなくても、小物をしまえて便利。
リュックを下ろして、しゃがんで、ゴソゴソして、また背負う。これ、なにげに重労働です。何度もやると消耗します。
背負い心地
背負い心地は、いうまでもなく大変重要です。肩への負担や、疲労度に直結する要素。
これは以下の部分を見ます。
- 肩ヒモ部分がメッシュ
- 背中・腰部分がメッシュ(クッション)
- 背中との間に空間がある
最低限、これらは満たしておいた方がよいです。
イメージとしてはこんなやつです。
リュックを長時間背負っていると、背中が蒸れてきます。通気性は必要です。
体にあたる部分にクッションがないと、堅くて痛いです。肩ヒモも食い込むので、クッション性は必要。
これらの対策がされているかは、背中にあたるところを見て判断しましょう。実際に背負ってみるのが一番良いです。
背負い心地特化型もある
最近だと、背負い心地の良さに特化したリュックなんかが色々出ています。
背負ってみた感想として、すごく通気性がいいし、軽やかです。ただ、フレームの分、リュックが重くなっているのと、こういうリュックは登山用なのが多いです。
登山リュックは山に行くためのものなので、旅行には向きません。
耐久性
特別薄いやつを買わなければOK
耐久性については、重要な要素であるわりに、実際に長いこと使ってみないとわからなかったりします。なので、特別に薄い素材でなければ問題ありません。
モンベルの超軽量リュックみたいなのは、旅行用には避けた方が無難です。実物を触るとわかるのですが、恐ろしく軽薄です。
数日の登山ならわかりますが、旅での長期利用も考慮すると、薄いのは避けた方が良いです。
防犯性
防犯性能は、そこそこで良いです。
極論、ナイフで切り裂かれたり、丸ごと持って行かれたら無意味だからです。
防刃とか、堅いとかは不要です。
防犯性で重視すべきは以下の点。
- 背面に開口部がないリュック
- 南京錠がつけられるジッパー
上記は、防犯抑止の意味で重要です。
背中に堂々とポケットついてて、開けられても気づかなそうなやつは避けた方が良いです。
背負っている時でも、開けられて中身を盗難されます。
もし買ってしまったら、重要なのはそこに入れないこと。
もう一つ、ジッパーの形状を見てください。
ちゃんと南京錠やワイヤーがかけられるものを選びましょう。
そして破壊に時間がかかりそうなもの。
荷物の防犯については、以下の記事も参考にどうぞ。