こんにちは、Deruka(@tabini_deruka)です。
約6キロのリュックひとつで何か月も旅します。
今回は旅行での持ち物を減らすコツについて書いてみます。
軽さは正義だ。荷物は必要最低限におさえよう
旅行の荷物は少ないほど良い。
旅の自由度に直結するためです。
いろんな国をバックパッカーとして旅した中で悟りました。
荷物が少ないほど、人は自由になれる。
ミニマリスト的なやつではなく、ちゃんと具体的な理由があります。
荷物が多いとコストが増える
旅の荷物には、主に二つのコストがかかってきます。
- 運搬コスト
- 管理コスト
運搬コストとは、重量オーバーによって余計にかかる配送料金や、持ち歩きに必要な体力など。
管理コストとは、盗難防止のためにかかる費用や精神的負担、取り出しや詰め込みにかかる手間暇など。
荷物が増えるほど、上記コストも比例して大きくなっていきます。
そして旅の中で、じわじわと蓄積。
疲弊して行動の気力も、しぼんでいきます。
旅の荷物はできる限り減らしましょう。
自由度に直結します。
荷物を減らす5つの考え方
では具体的にどうやって減らすか。
私の荷物に関する考え方をまとめてみました。
ご参考に。
「使うかも」は使わない
持っていくか悩むものは、持っていかなくて大丈夫なことが多いです。
その文庫本も、雨合羽もたぶん使いません。
なきゃ無いでなんとかなる物はなくても大丈夫。
旅から戻ってきて、一度も使わなかった物は、きっと次回も使いません。仕分けましょう。
スマホのアプリで代替する
それ、スマホのアプリで事足りませんか?
ガイドブック、カメラ、地図、腕時計、手帳、ライト、翻訳機など。
あればたしかに便利ですが、アプリでも代用できます。
本物の機能性を100点とするなら、アプリでも80点くらいは満たせます。
それだけあれば、たいていは足ります。
特に電子書籍は革命がおこります。
閲覧性は落ちますが、引き換えに得るのは軽さと便利さ。
私はガイドブックも小説漫画もすべて電子化しました。
手のひらの図書館です。
→旅に本を持って行くな。電子化でわかったメリット・デメリット
時代のテクノロジーを最大限に生かすと、身軽になれます。
新しく買い替える
より良い物に買い替えるのも、選択肢のひとつです。
たとえばモバイルバッテリーは電池容量を抑えればもっと軽くなります。
衣類も、素材で重量の差が出やすいですね。
こうした数百グラム単位が総重量に響いてきます。
技術の進歩は早いので、もっと良い商品が出ているかも。
旅行を機に、見直してみても良いと思います。
衣類は三日分で足りる
荷物の量とは、衣類の量です。
現地で洗うことを前提にすると、量を大きく削減できます。
着てく服を除いて、二日か三日分がおすすめ。
なにもバックパッカーに限った考えではありません。
服を旅先で洗うのって実はすごく簡単です。
服の数は機能をみて絞りましょう。
着回しのしやすさ、重ね着での温度調節しやすさ。
ドレスコードのある観光地も考慮し、フォーマルっぽい服も入れておく。
服が減ると、リュックが広くなるのを感じるはずです。
現地調達しよう
現地で大体の物は手に入ります。
「旅先で買える」という意識を持っていれば自然と荷物も減らせます。
これは海外でも同じです。
ミャンマーの奥地でも、単三電池や傘は簡単に手に入ります。
そもそも人間が住んでいる地域なら、日用品も薬も手に入ります。
現地で探す手間がかかる場合や、いつも使っているものがいいという場合以外は、現地調達も考えてみましょう。
旅の中で増やす、減らす
荷物の量は旅の中でも変化します。
寒いから現地で上着を買った。
汚れたので捨てた。
お土産を買った。
現地調達と似ていますが、増減する荷物を考えておくと、要不要が見わけやすくなります。
「旅に持って行かない物」チェックリスト
私が旅に持って行かないものをリスト化してみました。
参考程度に見てください。
- 本
- カメラ
- 地図
- 腕時計
- 貴金属
- 手帳
- ゲーム
- トランプ
- 雨具
- シャンプー
- バスタオル
- ドライヤー
- ヘアブラシ
- パジャマ
- ハンガー
- 予備電池
- 日本刀
- 水筒
- 食器
- 調理器具
- 食料品
- テント
- 寝袋
キャンプに持って行くようなものは基本不要と考えています。
旅先では野宿をするわけではありません。
日常のしがらみや先入観も置いていきましょう。
脱ぎ捨てて身軽になるんだ。
「基本セット」をメモしておこう
自分の旅の持ち物「基本セット」をメモアプリ等に保存しておくと、次回以降に無駄がありません。
どこに行くにしても共通する持ち物。
たとえばパスポートはもちろん、アイマスクや耳栓なんかもそうです。
旅支度をする時は
- 時期
- 行き先の気候
- 旅行期間
などを見て、「基本セット」から足したり引いたりします。
時短になり、準備作業の心的負荷もさがっておすすめ。
ちなみに私の「基本セット」はこんな感じです。
終わりに
旅慣れないうちは荷物はとても悩みますよね。
でも、経験が増えていくうちに持ち物も洗練されていきます。
失敗もまた成功のもと。
おそれずに、夢だけはたくさん詰め込んでいきましょう。
今回は以上です。