こんにちは、Deruka(@tabini_deruka)です。
東京大阪の移動ではいつも夜行バスを使ってるんですが、昨今ではそれも辛くなってきました。
そもそも東京大阪って、どんな移動手段があって、どれがベストなのか。
いい機会だし、ちゃんと調べてみようということで、東京大阪間の移動手段について比較検討しました。
この記事は
- 東京大阪をお得に移動する方法を知りたい
- そもそもどんな選択肢があるのか知りたい
といった方向けに書いています。
二部構成になっていて、最初に一番おすすめの移動手段を書きます。後半は各移動手段の比較や、メリットやデメリットなどを紹介。
東京大阪の移動手段は「ぷらっとこだま」が良さそう
まず結論からいうと
攻守のバランスが良いのは「ぷらっとこだま(新幹線)」かなと思います。
「新幹線たかいな…。でもバスはな…」という人に最適。
「ぷらっとこだま」とは、JR東海ツアーズという会社が販売する、新幹線のチケットです。
ぷらっとこだま
東京ー大阪
- 自由席で片道10700円
- 移動時間は約4時間
- ドリンク付き
- 一日前までに要ネット予約
どんなふうにイイ感じなのか、他の手段と比べてみました。
移動方法 | 移動時間 | 価格 |
新幹線(のぞみ) | 2.5時間 | 約14500円 |
新幹線(こだま) | 4時間 | 約11000円 |
飛行機(エコノミー) | 1.5時間 | 約5000円 ~12000円 |
高速バス | 8時間 | 約3000円 ~7000円 |
上図を見ると飛行機もイイ感じなんですが、空港までの移動や搭乗手続きを考えると、「新幹線でよくない?」と思えるレベル。遅延もあります。
高速バスは安いけど、長時間がきつい。
結局、新幹線が一番バランスが良さげです。中でも最安なのが「ぷらっとこだま」というチケットです。
「ぷらっとこだま」チケットの買い方
「ぷらっとこだま」のチケットは、JR東海ツアーズでのみ購入できます。
当日は、駅で発券して乗車します。
注意点としては、前日17時までの予約が必要で、予定変更ができません。
その他のおすすめ移動手段
目的ごとに、おすすめの移動手段を書いておきます。
あらゆる面でバランスがいい
→ぷらっとこだま(新幹線)
金はかかってもいいから最速&快適
→のぞみ(新幹線)
とにかく安く移動したい
→高速バス
2名以上で数泊滞在する場合
→日本旅行の宿泊セットプランがコスパ良好
こんな感じです。
飛行機は半端です。
さて、ここからは各移動手段の比較などについて詳しく書いていきます。
東京―大阪の移動手段
東京大阪間の移動手段は、ざっと以下の通りです。
- 新幹線
- 飛行機
- 高速バス
- 普通列車(在来線)
- 船
上から三つまでが現実的。
在来線や船は、それ自体が企画旅行みたいなもんです。一般的な移動の選択肢からは外れます。
所要時間や価格の比較
各交通手段を比較すると、以下のようになります。
移動方法 | 移動時間 | 価格 |
新幹線(のぞみ) | 2.5時間 | 約14500円 |
新幹線(こだま) | 4時間 | 約11000円 |
飛行機(エコノミー) | 1.5時間 | 約5000円 ~12000円 |
高速バス | 8時間 | 約3000円 ~7000円 |
飛行機は半端かな…と思います。
空港は市街地から遠いことが多く、そこまでの移動時間や費用を考慮すると新幹線でいいやとなる。中途半端なので、候補としては除外したい。
移動時間を取るなら新幹線。
安さを取るなら高速バス。
というのが基本方針になってきます。
新幹線
新幹線のメリット
- 乗車中は快適
- 出発到着はほぼ遅延なし
- 駅が市街の中心地
- 移動時間がそこそこ短い
- 無線LANでネット可能
新幹線は乗車中の快適度が一番高いです。
全然ゆれないし、ネットもできる。
さらに新幹線駅はどの都市もメジャーどころばかりで、すぐに県内のどこへでも行けるのも魅力。
新幹線のデメリット
- 運賃が高い
最大のデメリット。
のぞみの14000円というと、海外行きの航空券が買える値段です。
往復すると28000円。
LCCならミャンマーあたりまで行けそうです。
最も遅い新幹線「こだま」
東京大阪間を走る新幹線は、3種あります。一番速いのが「のぞみ」で、一番遅いのが「こだま」です。
のぞみ | 2.5時間 |
ひかり | 3時間 |
こだま | 4時間 |
駅で当日チケットを買う場合、価格は横並びで14000円くらい。
所要時間が違うのに価格が同じなんですよ。なので、通常は「こだま」に乗るのは損です。
でも、前述の「ぷらっとこだま」なら、ネットで前日までに予約すれば、10700円で乗れる。
「のぞみ」より1.5時間遅いんですが、読書でもしてれば案外すぐです。
飛行機
飛行機のメリット
- 時期によっては最安かも
- 移動時間が短い
- 窓からの眺めがいい
- 空港のワクワク感
東京大阪のLCC航空券は、時間帯を選べば5000円前後で買えることもあります。
理論上は5000円で乗れて、到着も最短という素晴らしい乗り物です(理論上は)
飛行機のデメリット
- 価格の変動が大きい
- 空港が市内から遠い
- 遅延がある
- 搭乗手続きがある
- 乗り心地に難がある(機内の揺れ、離着陸の浮遊感)
上で「安く買えることもある」と書きましたが、早めに予約する必要があります。そして朝とか深夜とか微妙な時間帯なのがほとんど。
空港も郊外にあるので、行く時間や運賃を含めると、結局新幹線でいいんじゃないかと思えてきます。
当日の天気によって遅延・結構もあり、時間ぴったりに出発到着というのはほぼありません。
高速バス
高速バスのメリット
- とにかく安い。これに尽きる
- 夜便なら睡眠時間で移動できる
- 座席でスマホ充電可能
高速バスはとにかく安いです。
繁忙期と閑散期によって価格が変動しますが、それでも新幹線や飛行機よりもずっと安い。
通常期だと2000円代で行けることもあります。会社によってさらに100円引きとかがあったりもして申し訳なくなるほど。
夜行バスなら効率的な移動が可能。
寝て起きたら到着。無駄がないです。
高速バスのメリット
- 移動時間が長い
- 長時間せまい席で座りっぱなし
- 渋滞につかまると遅延する
- 寝られないと地獄
長時間、箱の中で座ってられるかがキモです。寝られれば最高ですが、寝られないと地獄です。
夜行バスの夜は無限に感じられます。
覚めて静岡、寝て静岡。
客層が悪いというクチコミを見かけますが、そんなに問題を感じたことはありません。
高速バスは安さを第一に求める人が多いので、学生など若い人が多いです。でも消灯したら皆静かにするし、スマホも慎んでくれる。トラブルに遭遇したことはありません。
高速バスの乗り方
高速バスは買い方も乗り方も簡単です。
バス会社はいくつかあるんですが、横断検索できるサイトがあるので、そちらで区間や日にちを指定し、ネットで決済するだけ。
チケットの発券受取などもなく、当日にバス停に行けば乗れます。
使ってるのはこのサイト。
後者は、飛行機や新幹線のチケットも併記されていてわかりやすいです。
東京大阪の交通費を安くする方法いろいろ
往路復路で別の手段をとる
往復でそれぞれ違う手段を利用することで、料金の総額を減らすという戦略。実は結構やります。
「往路はまだ元気があるので高速バス、帰りは疲れてそうだから新幹線」といった感じです。
金銭面の他に、気分転換にもなります。
チケットを金券ショップで買う
各種チケットは金券ショップでも売ってます。金券ショップは、でかい駅の地下街とかに多くあります。
- 新幹線
- 青春18きっぷ
- 株主優待券
ここらへんは、普通に買うより数%安かったりします。
でも、正直値下げ幅はそれほど大きくないし、大きいのは制限もあるので、利用価値はそれほどないかも。
新幹線なら前述の「ぷらっとこだま」のが安いことが多いです。
2名以上なら新幹線+宿泊パッケージがおすすめ
利用は2名以上限定なんですが、ものすごいお得なパッケージがあります。
新幹線の往復チケット+ホテル宿泊で一名あたり約22000円。通常だと「のぞみ」往復の時点で28000円するのに、ホテル代がついて、なぜか元より安くなる。
調べてみたところ、特に落とし穴はないようなので、2名以上ならこれで行くのがいいと思います。