こんにちは、Deruka(@tabini_deruka)です。
本日はややパーソナルな内容です。
私は今、30代を生きています。
そこで今回は
- 20代でやってよかったこと
- 逆に、やるべきじゃなかったこと
について語ります。
自分の半生の整理のため。
そして、現在20代の方の参考になれば。
20代でやってよかったこと
大学へ行った
大学に行くべきかについては、しばしば議論が分かれるところでもあります。私自身、行くか行かないかで迷った時期があります。
でも、最終的には行ってよかったです。
今でも交流が続く友人が得られたし、学生らしい経験がいろいろできました。
キラキラ輝くオレンジデイズとはいかず、ぼこぼこした土気色のジャガイモデイズではありましたが、それなりにモラトリアムを謳歌できました。
自動車免許を取った
車を運転できる技能は、
早めに習得しておいて良かったです。
車があると、行動範囲が広がります。
一人で遠くまでドライブすると、大人になったなぁと実感します。
実家にいる時は、親に代わって運転したりもできる。若いうちにやれる小さな親孝行の一つです。
免許証が得られるのも大きかった。
あれは使い勝手最高の身分証です。もう何度使ったかわかりません。
なにより、車の運転はものすごく楽しくて好き。
好きなものに、早い段階で出会えたのは幸運です。
読書習慣をつけた
読書はコスパ最高レベルの自己投資です。
その道の専門家が書いたノウハウや知識の塊が、1000円そこらで買えてしまう。
読書習慣のない人は世の中に多いので、本を読むだけで知識面で有利です。
私の読書習慣は、学生時代につきました。
通学中や、退屈な講義時間を、何か有効に使えないかと思ったのがきっかけです。
最初に読んだのは、図書館で借りた、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」。なぜ選んだのかは思い出せませんが、激動の時代を有言実行していく坂本龍馬の物語に、夢中になったのを覚えています。
倹約習慣をつけた
学生時代に、倹約習慣がつきました。
親に仕送りをもらっていたのですが、親のお金を使うのが申し訳なくて、支出を抑える方向に行動しました。
今考えると、収入を増やす方向に動いた方がもっと良かったかもなんですが、おかげで節約生活が苦にならないメンタルが完成。
使うお金が少ないほど、
サバイバル感に燃えてきます。
貯蓄は、経済的自由を得るために、絶対に避けては通れない必須スキルです。私は早めにリタイアしたいなと思っています。
ファッションや外見の改善
いわゆる脱オタ的なやつです。
外見に関する試行錯誤の経験は、若いうちにしておいて良かったです。
恥ずかしい話ですが、私は高校生まで親の選んだ服を着ていました。そこから大学デビュー、社会人デビューで、二度の改善を実行。
髪は美容院に行き、毎月違う髪型を試しました。ファッション雑誌もいろいろ読んで、さまざまな服を買いました。
一時期、ばかみたいな髪型+ばかみたいな格好になっていました。まるでばかです。
現在はほぼユニクロですが、外で違和感を持たれない程度の身だしなみは保てている…はず。
オシャレキングではないのですが、自分にどんなスタイルが合うか、好きかがわかりました。
大人になっても、無頓着な人は多いです。
外見が、自身や他者に与える心理的影響は甚大です。
ヒゲもどうせ手入れしないので脱毛しました。
オシャレヒゲをしない人はおすすめ。
見た目は加齢で劣化していくので、
これからも怠らずにいきたいところ。
一人暮らしした
一人暮らしは自立の第一歩でした。
実家や故郷と物理的に離れることは、精神的な自立を確実に促します。
学生時代に一人暮らしした経験から、
身の回りのことは一通り、なんでも自分でできるようになりました。
一人暮らしをすると、自活スキルが確実につきます。というか、つけざるを得なくなる。
基本的な生活力は、若いうちに身に着けた方がいい。家賃を工面できるなら、独立する価値は存分にあります。
一般的なレールから外れた
外れたというよりは、
外れてしまったの方が正しいかも。
会社員を辞めて、自営業として独立しました。
人生100年時代です。
旧来の人生モデルは通用しなくなってきています。
レールに一度乗れても、この先どこかで突然外れるかもしれません。レール上にいた時間が長いほど、いざ外れた時の戸惑いも大きくなるはず。
結果的には、まだリカバリーが効きやすい人生の早いうちに、レールから外れた経験をしたのはプラスでした。
実は、レールの外にも道は広がっています。
それを知れたのは大きかった。
確定申告した
自営業になれば必須の確定申告。
一年で得た収入や、使った経費を計算し、自分の税金を申告する作業です。
内容はすごく大変で死にそうな思いをしましたが、税金への意識が劇的に高まるという副次的効果をもたらしました。
会社員時代はなんとも思わなかった自分の納税額。計算してみると、国にこんなに取られてるのかと絶望します。無頓着だった、過去の自分を悔いました。
確定申告をすると、納税意識がはっきりし、税金が自分ごとになります。
政治に関心を持つきっかけにもなる。
確定申告は、全社会人が自分で一度はやるべきだと思います。
20代でやるべきでなかったこと
オンラインゲーム
学生時代、オンラインゲームにはまりました。
FPSという、銃を撃つジャンルの対戦ゲームです。もう家で暇さえあればプレイしていました。
オンラインゲームをやった人ならわかると思いますが、あれは中毒性が高い割に、得られるものがほとんどありません。
不幸中の幸いは、家庭用ゲーム機だったので、お金がかからなかったこと。
ゲーム実況でもやっていれば、また違った現在になったのかも
過度な倹約
やってよかったことに倹約を挙げましたが、ちょっとやりすぎたかなとも思います。
倹約ばかりしていると、それ自体が楽しくなってきて、必要なことでも費用をケチったりするようになります。
20代前半の飲み会はもっと行ってもよかった。一番やばかった時は、数円の違いのために、遠めのスーパーに買い物に行ってたりしてました。明らかにやりすぎです。
倹約思考は、お金が貯まる一方で、いきすぎると逆に損をします。お金は使い方が重要。
20代は貴重な時間である
失ってみると、なんて貴重な時間だったんだろう。と、実感しています。
「あの時、もっとこうしていれば…」みたいなタラレバは、死ぬまでずっと続くのだと思います。
30代になれば20代を懐かしみ、
40代になれば30代を懐かしみ、
50代になれば以下略。
とキリがないですね。
失った日々に、悶絶ばかりしていてもしょうがない。
後悔する未来を、今からやり直せばいい
昔ネットで見つけた、すごく好きなコピペがあります。
今回は、これを最後に紹介します。
今、やり直せよ。未来を。
10年後か、20年後か、50年後から、戻ってきたんだよ。今。
冴えない10年後の未来から、たった今タイムマシンで戻ってきたと思えば、そこまでまだ10年もある。
10年あれば、なんだって出来るはず。
悔いのない毎日を生きましょう。
自戒を込めて。