こんにちは、Deruka(@tabini_deruka)です。
世界中をリュックひとつで旅しています。
突然ですが、
旅先のスーパーは…いいぞ!!
国内海外を問わず、旅先で必ず立ち寄るべきところ、それはスーパーです。
なんちゃらタワーとか、なんちゃら水族館に行ってる場合ではありません。
スーパーだ。
スーパーに行くんだ。
今回は、ローカルなスーパーの素晴らしさを語っていきます。
旅先のスーパーが最高の観光スポットな理由
スーパーが、最高な理由は以下の通り。
- 地域色あふれる品揃え
- 住民が普段食べる真のソウルフードがある
- 安すぎローカル価格
- その辺にいっぱいある
- 気軽に立ち寄れる
「地元スーパー」には、小さな島の個人商店なども含みます。
要は、地元住民の生活基盤となっているお店のことです。
それでは、一つずつ語っていきます。
地域色あふれる品揃え
地元スーパーは楽しい。
なぜ楽しいのか?
それは地域色の塊だからです。
旅とは、「異なる景色」を楽しむもの。
惣菜コーナーへ行ってください。
知らない惣菜があるはずです。
鮮魚コーナーへ行ってください。
謎の魚があるはずです。
ドリンクコーナーへ行ってください。
謎の飲み物が並んでます。
特産の野菜や、パンだって楽しい。
海外なら、なおさらだ!
このとおり、ローカル色が濃縮している空間、それがスーパーです。
旅行者は、地元住民でも楽しめない、自分の地元との違いを楽しむことができます。
住民が普段食べる真のソウルフードがある
あなたは旅行した先で
「(地名) おすすめ レストラン」
で検索して出てきた1位の店で、いつも食べていませんか?
………。
いいと思う。
洗練されててオシャレで、良いですよね。客さばきもこなれていて、インスタで検索すれば1万件とかヒットするお店。
でも、それって観光客しか行かない店かもしれません。
地元民は、今日もスーパーで買った安いメシ食べてます。
私は現在大阪住まいで、いわゆる有名観光地も近いのですが、今日もスーパーで買った安いメシを食べています(昨日も食べました。明日も食べます)
決して、たこ焼きやお好み焼きを、毎日食べているわけではありません。これは世界中、他の土地でもそうだと思います。
真のソウルフードとはなんなのか。
私が考えるに、毎日の飾り気もないメシの中で、ひときわくすんでるやつ。
地元民からすれば、昔から当たり前に食卓に出てきすぎて新鮮味もなにもなくなったけど、それでも結構好きでずっと長く食べ続けてるやつ。
そういうものなのかもしれません。
馴染みすぎていて、聞き取りしても情報網にかからない。
飾り気がなすぎて、地元民も無意識に推薦枠からはずしているやつ。地元業者の卸す日常の食料品。
そういうものって、スーパーで売ってます。
スーパーは、ローカルフードの宝庫です。
本当にうまいものは、地元民だけが知っています。
安すぎローカル価格
観光通りを歩いていると、飯屋はどこも高いですよね。
(ショバ代も高いし、しょうがない)
そんな時にも、地元スーパーはおすすめ。
観光の「か」の字もないような価格で、同じものが安く食べられます。
スーパーで、惣菜やら弁当やら買って、公園とかで、その地の太陽を浴びながら食べる。良いものです。
平日の昼に、公園で一人で食べたりしますけど、全然大丈夫ですよ。地元民からの視線とか、ないです。全然ないです。
ポイント
全然、平気です。
その辺にいっぱいある
スーパーは、たいていドミナント戦略で地域周辺に展開しているので、バスなんかに少し乗ると、同じ系列の店がやたら見つかります。
観光地のメインストリート近くにはないので、マップアプリで探してみると良いです。「商店」とか「スーパー」で出てきます。
混雑していることも、ほぼない。
夕飯時は多少混みますが、観光地の行列ほどではありません。
気軽に立ち寄れる
なんちゃらタワーとかと違い、スーパーには入場料もありません。
気軽に入れるし、元を取るために、目を皿のようにして風景を焼き付けておこうとか、そんな気負いも必要ありません。
なんもないその辺の道路を歩いてる時と、同じテンションのまま入れます。
地元民も普段着で来ています。
なんならパジャマで来る人もいる。
ありのままの自分を受け入れてくれるパートナーのようなもの。それが地元スーパーです。
世界各国のスーパーを紹介
私は旅先では、必ずスーパーに立ち寄ります。
これまでに私が訪れた国内外のスーパーの一部を紹介します。
ロシアのスーパー
モスクワで訪れたスーパーの鮮魚コーナー。
鮮魚というか、冷凍?
北極産あたりのサーモンが大量に並んでいました。
タイの大型スーパー
タイのスーパーは、大型店舗が多いです。
広々としていて、くつろげる。
でも、一番くつろいでいるのは店員さんです。
床に座って、ゲームに夢中。
ビデオチャットで白熱のおしゃべりも。
ほんとゆるくて良いです。
個人的には、日本もこれくらいでいいと思います。
ポイント
タイのこういうところ、失ってほしくない。
北海道の地域コンビニ
国内のスーパーも、地域によって特色があります。
「セコマ」のホットシェフは、店内で作るおいしい惣菜がウリ。
スーパーの冷凍コーナーには、輪の形につまれたジンギスカンが置いてありました。次行くときはなんとかして、焼いて食べたいものです。
沖縄の個人商店
石垣島の離島めぐりの際は、個人商店のお弁当に助けられました。安いしボリューム満点。
具も、ゴーヤーチャンプルーやスパムなど、沖縄らしさに溢れています。
ポイント
地元卸業者のシールが趣深いです。
ミャンマーの個人商店
掘っ建て小屋の中にあるミャンマー、ダラ地区の個人商店。
中は五畳ほどのスペースに、お菓子やアイスを陳列。親子や子どもたちが覗きにきていました。
ここで買ったクリームパンは、カチカチだったのを覚えています。
ポイント
アゴが強い子に育ちそう。
大阪の地域スーパー
大阪の下町が誇るパチンコ店スーパーが玉出です。観光地からは離れているんですが、大阪市内に多数展開。
見ての通り、ド派手な看板が目を引きます。店の中もギラギラです。
1円セールなどの激安企画をよくやっており、惣菜や弁当もやたら安い。
ブルネイのスーパー
イスラム教国のブルネイは、天然資源が豊富なため、小国ながらもリッチです。
スーパーは野菜から肉まで品揃えが豊富。
ただ、自給率は低いようで、外国産のものがほとんどでした。
並んだ食べ物の産地から、その国・地域の経済もほんのり見えてきます。
まとめ
旅行先でスーパーに寄るべき理由は、以下の通り。
- 地域色あふれる品揃え
- 住民が普段食べる真のソウルフードがある
- 安すぎローカル価格
- その辺にいっぱいある
- 気軽に立ち寄れる
結論:
スーパーは実に良い。
旅先で最高の観光スポットは、間違いなくスーパーです。
旅の際は、ぜひ寄ってください。
地域住民の、生活の文脈がそこにあります。
この記事が気に入った方は、おそらく下記の記事もささります。