こんにちは、Deruka(@tabini_deruka)です。
旅行しながら情報発信しており、外でメモを取る機会が非常に多いです。
- 外出先で、素早くメモを取りたい!
- 多めにメモを取りたい!
食事の感想や、値段を記録したり。
浮かんだアイデアをメモしたり。
いろいろなアプリや方法を試行錯誤していたのですが、ついにベストと思えるやり方を見つけました(といっても、もう3年くらい使ってます)
「グーグルキープの音声入力」です。
これを使えば、素早く大量に、正確なメモを取ることが可能。もちろん同期機能つき、そして無料です。
今回は、グーグルキープを使って、素早くメモを取る方法を解説します。
グーグルキープとは?
Googleの提供する無料メモアプリです。
iPhone版、android版、両方で出てます。
Google Keep - メモとリスト
Google LLC無料posted withアプリーチ
アプリは、オフラインでも使えます。
メモしたものは、あとでオンラインになった時に同期されます。
グーグルキープはPCでも使えます
PCでも、WEB版が利用可能です。
windows、mac他でアクセスできます。
私は出先でメモ→PCに同期→修正→evernoteにまとめたりしています。
安全性についても、問題なし。
標準的な常時SSL化で暗号化されており、テキスト内容が平文で送受信されることはありません。
グーグルキープの機能やできること
使える機能は以下の通り。
- メモ
- ラベルづけ
- リマインダー
- デバイス同期
-
手書き入力
-
音声入力
-
画像はりつけ
-
文字装飾
-
チェックリスト
-
ハイパーリンク付与
-
ソート
-
検索
- 共同編集
- Googleドキュメントへコピー
- Googleカレンダーとの連携
機能は多そうに見えて、最低限。
必要なものが揃っています。
触ってみるとわかりますが、とてもシンプルなメモ帳アプリです。
メモをリマインダー設定すれば、Googleカレンダーにも表示されます。
グーグルキープの容量制限
容量はほぼ無制限のようです。
容量について、検証したwebサイトによれば
- メモ枚数も2000枚以上
- 1メモの文字数は2万文字まで
- 1枚のメモに画像も30枚以上
- グーグルドライブの容量も消費せず
とのことでした。
つまり、通常のメモ利用の範囲内では、特になにも気にすることなく使えると考えて良さそうです。いくらでもメモを残せます。
もちろん、サービスが途中で変更になる可能性はあります。
グーグルキープの基本的な使い方
使い方と言っても、特別なことはありません。他のメモアプリと一緒で、思いついたままに入力するだけ。
紙のメモのイメージのままです。
1ページに適当に書いていく。
↓操作画面はこんな感じ。
直観的に操作可能です。
ページを変えたくなったら、新しいページへ。書いたページはどんどん貯まっていきます。
分類は、「フォルダ」ではなく、「ラベル」で行います。
Gmailとまったく同じです。
evernoteとの違いは?
evernoteやnotionに似てますが、あそこまで本文をリッチにはできません。
メモ内容は簡単なテキスト装飾と、チェックボックス、画像位置も上部固定。
キープはやはり、一時的なメモとしての利用方法が向いていると感じます。
そして数ある機能の中で
私が愛用しているのが、音声入力機能です。
素早く大量のメモを残せる方法…それは「音声入力」
旅先で素早くメモを残したかった私が、いろいろなアプリや方法を模索して、辿り着いたのがこれ。
グーグルキープの音声入力機能です。
なにがすごいって…
音声入力の精度が実用レベル
グーグルキープの音声入力は、ガチです。
実用に耐えうるレベル。
ここ3年くらいずっと実用しています。
私も正直、「音声入力って、しょぼくて聞き取りミスだらけだろうし、実用的じゃない」というイメージを持ってました。
でも使用しているうちに、考えが一変。
完全に実用レベルです。
ためしに音声入力つかってみた
たとえば以下の文章を、音声入力でグーグルキープにメモしてみます。
2021年1月14日。
今回は、台湾の台北にきています。
通りで見かけた屋台で、おいしそうなものがあったので、さっそく食べてみることにします。
まろやかで、とてもおいしいチャーハンです。価格は30元で大満足でした。
上記を普通の速度で、マイクに向かってしゃべりました。
すると、グーグルキープでは、下記の通り出力されました(原文ママ)
2021年1月14日今回は台湾の台北に来ています通りで見かけた屋台で美味しそうなものがあったので早速食べてみることにしますまろやかでとても美味しいチャーハンです価格は30円で大満足でした
(原文ママ。赤字は誤りの箇所)
99パーセント正確です。
精度、すごくないですか?
「元(げん)」→「円(えん)」と聞き間違えたところ以外、ほぼ完ぺきな状態で出力されました。
しかも、ちゃんと文章・文脈を考えて、漢字まで当ててくれるんですよ。
文章でお伝えしましたが、アプリをDLすればすぐに試せます。ぜひこの精度を体験してください。
グーグルキープの音声入力の弱点
便利な音声入力ですが、いくつかの弱点もあります。
- 外で声を出さなきゃいけない
- 短いカタカナ語は苦手
- 句読点などはでない
- 多少の修正が必要なことが多い
- オフラインだと精度低下
こんな感じです。
音声入力なので、当然声を出す必要があります。人が多いところだと、ちょっと恥ずかしいかもですが、通話のフリで無問題。
精度に関しては、短めの単語の聞き分けが苦手のようです(滑舌が原因かも…)
あとは、先ほどの出力文章のとおり、句読点などは出力されません。「まる」や「てん」と発音しても出ません。
(追記:文末に「まる」と言ったら出ました!!)
精度に関しては、上の実験ではうまくいきましたが、実際の現場では環境音があったり、ネット接続が弱かったりすることがあります。
さまざまな要因から、出力されるテキストは完ぺきではないことのほうが多いので、多少の修正が必要になります。
メモ
音声入力時に、音声ファイルも同時に保存されるので、時間が経って判別不明な文章が残っていても、聞きながら修正することができます。ただ、当然ながら通信量が増えるので、私は都度消しています。
最速のメモ手段は「音声入力」を活用しよう
グーグルキープの音声入力は、私が試した他のメモ手段の中で最速かつ、最もバランスが良い方法です。
私は音声入力ボタンのショートカットを、スマホのトップに設置して、いつでも即録音開始できるようにしています。
取ったメモは、忘れないうちに修正して、evernoteなどのノートアプリにまとめておくと、ストックの完成です。
外出先で、旅先で。
浮かんだ感情や、アイデアを文章に残したいとき、グーグルキープの音声入力を使ってみてください。