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【旅に紙の本は持って行くな】電子化でわかったメリットとデメリット

旅行と電子書籍

こんにちは、Deruka(@tabini_deruka)です。
旅歴4年以上、読書が好きで旅行中も本をよみます。

結論。旅行には電子書籍が適しています。

今回は「旅」にフォーカスして、電子書籍のメリットとデメリットを語っていきます。

旅行に本は重すぎる

「地球の歩き方」を手に、地球を歩く時代ではなくなってきています。

ボロボロに折れた冊子をリュックに詰め込んだ時、そう感じました。旅行に紙の本は重すぎる。

「地球の歩き方 中国」を試しに測ったところ、約600グラムでした。タブレットよりも重いです。

たかが数百グラムですが、旅をしてるとじわじわと響いてきます。荷物が重いと旅のQOLは下がるので、私は紙の本を持っていくことをやめました。

タブレットも持ちません。
スマホで本を読んでいます。

その上で、実際に感じたメリットとデメリットを紹介します。

旅における電子書籍のメリット・デメリット

「旅行」というシーンにフォーカスした内容で挙げていきます。

メリット

  • 荷物が軽減できる
  • 何冊でも持てる
  • すぐに購入できる
  • ハイライトや辞書機能が便利
  • 取り回しが良い(スマホ)

デメリット

  • 閲覧性が低い
  • 目が疲れる
  • 所有感が低い
  • 電子化されていない本がある
  • 電池の減りが加速(スマホ)

では、ひとつずつ見ていきます。

電子書籍のメリット

荷物にならない

本を物理的に持たなくて良いのが、最大のメリット。

前述したとおり。
物理的に紙であることは、それ自体が長所でもあり、短所でもあります。汚損したり、失くしたりすることもありえます。

旅先で必要なのは本自体ではなく、本に載っている情報です。電子書籍では、情報を持ち歩きます。

何冊でも持てる

100冊以上は余裕で持てます。
手のひらで持ち歩く、ジブン図書館。

電子書籍なら、何十冊でも一度に持ち歩けます。

参考までに、「地球の歩き方 中国」の容量は30MB未満です。120GBのSDカードに、単純計算で4000冊入ります。地球どころか、銀河系が全部入りそう。

あらかじめDLしておけば、オフラインでも読めます。

私はガイドブックはもちろん、漫画も小説もたくさん持ち歩いています。暇な時にいつでも読める。

どこでもすぐに購入できる

海外でジャンプの最新号が買える。

ネット環境があればこれも可能。
異国の屋台で食事しながら新刊を読んでいて、現代に生きてるなと改めて実感しました。

ハイライトや辞書機能が便利

線で引いた箇所を、まとめて見られる。

電子書籍には、紙の本にないデジタルならではの機能があります。

キンドルのハイライト機能は有名ですね。
他に、集積されたデータをいかして、人気のハイライト箇所を見られたりもします。

紙の本にはない利点です。

取り回しが良い(スマホ)

ポケットから取り出せて、ポケットにしまえる。

紙の本だとこうはいきません。
出し入れのたびにリュックを開閉する必要があります。これが意外と手間です。

手に持ったままというのも、不便ですよね。

電子書籍のデメリット

閲覧性が低い

紙ほどページを素早くめくれません。
地図も広げられません。画面サイズという限界。

紙のガイドブックだと、ぱらぱらめくっていて、新しいページに出会えたりします。電子書籍だとそういうのは、あまりありません。

漫画と小説の読み心地は意外に悪くありません。

漫画は一度試してみてください。
想像よりずっと読みやすいです(スマホでも)。

小説の場合は、文字のサイズを変更できるので、これも意外にも読みやすいです。

でも総合的にいえば、閲覧性は紙の本より劣ります。

目が疲れる

紙の本より目が疲れる気がします。
スマホだと特にそれは感じます。

おそらくバックライトの明るさが原因だと思うのですが、紙の本よりは疲れます。

バックライトは、暗いところで読めるという利点でもあります。

最近では、紙の質感に近い映りのタブレットも出ていますね。

所有感が低い

電子データは手に取れません。
さらに、自分の物でもありません。

紙の本とは違い、電子書籍は本の「所有権」ではなく、「読む権利」を購入しています。厳密にいうと自分の本ではないし、販売事業者がなくなれば、読む権利も失われます。

また、物理的にも所持できません。
本のように手で感触を確かめたり、刷りたてのにおいを楽しんだりもできません。

ライブラリに並べて悦に入ることは可能です。バーっと並んだコレクションを眺めるのは、データでも意外と気持ちがいいものです。

電子化されていない本がある

未対応の本がまだまだある。

電子化といっても、ただのスキャン画像データだったり、現状まだすべての本が完全に電子化されているわけではありません。

これについては時間の問題だと思っています。
いずれ解決されていくはず。

最新の本や、人気の本も大体は電子化されているので心配無用です。

電池の減りが加速(スマホ)

スマホの役割依存が高まります。バッテリーが減るのも速まります。

情報収集、マップ、連絡、撮影、決済、翻訳…。
現代の旅でスマホは生命線。

ここに読書も追加すると、スマホへの依存度が高まります。モバイルバッテリーが手放せません。

電子書籍でおすすめのやつ

Kindle Unlimited

Amazonの本サブスクです。
月額980円で読み本題。

SNSでも何度か紹介していますが、これは本当におすすめ。

読み放題だからラインナップがしょぼいとかはなくて、書店で普通に売っている本ばかりです。ランキング上位の本を読むだけでも元は取れます。

無料体験期間もあるので、試してみてください。旅の期間に単月で入るのもおすすめ。

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出版社のマンガ定期購読

大手出版社も、自前アプリでサブスクをやっています。

漫画もいくつか手持ちに加えておくと良いです。歩き疲れてると、活字を読む気力がなくなります。

終わりに

旅における本って、交流アイテムでもあるんですよね。

泊まった宿に寄贈したり、旅人同士で交換したりして、本自体も旅をしています。こういう話を聞くと、浪漫を感じます。

私の場合、メリットがデメリットを上回ったので電子書籍を導入しました。

でも、人それぞれいろんな旅のスタイルがあるので、一意見としてお考えください。

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