こんにちは、Deruka(@tabini_deruka)です。
世界中のいろんなところを、一人で旅しています。
今回は一人旅のメリットとデメリットについて語ります。
一人旅のメリット
旅の自由度が高い
まずはこれ。
旅の自由度が高い。
すべての行動、気まぐれな予定変更も思いのままです。
旅まえ、旅なか、旅あと。
どの地点においても、すべて一人で完結します。
誰かと予定を合わせる必要もない。
気ままに行動。
自由が、一人旅の最大の魅力です。
自分に向き合う時間が増える
一人旅って、隙間時間が結構ある。
そんな時に、ふと考え込むことって多いです。
バス待ち、移動。
めしどき、寝る前。
これまでのこと、これからのこと。
いろいろな思いが頭を去来します。
この時間って、立ち止まってるようで、実はすごく前に進んでいます。
忙しい日常だと、こういう時間ってなかなか取れません。大事なことなのに、優先度が低くなりがち。
一人旅は、内面の旅でもあります。
自分でやれる力がつく
サバイバルりょくが上がります。
一人旅は、計画立案から実行まで、すべて自己責任。旅の中では、突発的なトラブルも多々ある。
自分で対処し、乗り越えることでレベルがあがっていきます。
自己成長に関わるメリット。
周りを気にしなくなる
良い意味で、他人の目を気にしなくなります。図太く、タフになるともいえます。
一人なので、見栄をはらずにコスパの高い選択肢をとれます。ファミリーやカップル向けのお店にも入れるようになる。
周りの目を気にしがちな人におすすめ。
他人からの見え方ばかり気にしていると、本当にやりたいことってできなかったりします。
便宜を図られやすい
一人しかいないから、ちょっと空いたとこに収まれることが多いです。
観光地で人数制限をしている時に、団体を抜かして、先に入れてもらえたりすることが結構あります。レストランで、一人分だけ空いた席とかにも案内されやすい。
旅の中の、ちょっとしたメリット。
一人旅のデメリット
寂しい
ふとした瞬間に寂しさを感じます。
これは避けられないと思います。
自由を優先した代償でもある。
一人でいることが寂しく感じるのは、人間が社会的な動物であることの証でもあります。逆に、感じないようになったらやばいです。
相談できない
旅の中で困ったことがあった時、誰にも相談できません。
頼れるのは基本、自分だけ。
電話したり、周囲の人に助けを求めたりはできますが、できない場面も多いです。
対処法を考えるにも、二人いればアイデア二倍。三人寄れば文殊の知恵に。
相談って、解決策を探る以外にも、メンタルケアの効果もあります。それが一人旅だと、できない。
感情を分かち合えない
嬉しいことは一人分、悲しいことは倍以上。
人は共感の生き物でもあります。
一人旅だと、感動するような体験をしても、隣にいる人と、すぐに分かちあうことができません。
昨今はSNSや動画など、情報発信で体験をシェアできる時代になってきています。
それでも、ともに旅する随行者と感情を共有できることのほうが、充足感は大きいです。
身の危険度が高い
孤立した動物は、群れでいるより襲われやすい。
一人旅中に犯罪被害にあったという話は枚挙にいとまがありません。犯罪者からすれば、当然一人の方を狙います。
私もインドで被害に遭いました。
女性の場合は、ナンパもすごく多いようです。
一人旅は、複数人旅より、明らかに危険度が高いです。
交代できない
「荷物ちょっと見といてくれる?」ができません。
常に自分で管理する必要があり、これは精神的にもコストになります。地味に負担。
複数人向けのサービスを利用できない
一人じゃ利用できないサービスは、意外に多いです。
- お得なプランは二人向けからが多い
- 海外の個室宿はシングルが稀
- 一名利用不可の飲食店(韓国など)
- 別々の料理を頼んでシェアできない
- タクシーが割高
- レンタカーも割高
一人旅は、金銭面の不利が結構あります。
実生活からして、一人暮らしよりも二人で住む方が生活費も安いです。
孤独に慣れてしまう
うたの歌詞のようですが。
意外と深刻なのかなと思うようになってきました。
独りでいることが当たり前になると、強くなる一方で、失っていくものもある気がしています。
他人の弱さに不寛容になったり、思いやりを放棄したり。
自分の強さを過大評価していると、思わぬところで穴にはまる。
適度に人を依ることの重要性。
人は、一人では生きていけません。
生涯に一度は、一人で旅にでよう
私は一人旅を満喫してきたんですが、こうやってみると、デメリットが結構多くて驚いています。
同行者がいると、面倒だなぁと思うこともあるし、いいなぁと思うこともあります。
一人旅のメリットとデメリットって、独身のそれとほぼ同じ。
晩婚化や独身世代の増加など、新しい生き方が広がっています。
生き方は人それぞれ。
旅のスタイルも人それぞれですが、それでも人生に一度は一人旅の自由を味わって欲しいなと思っています。